アクセスランキング
ノエル曹長のお勧めこの一冊☆ベストセラーから掘り出し物まで☆ TOP  >  戦闘妖精・雪風

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

SF アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風

アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのは神林長平アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風です。

本作は戦闘妖精・雪風シリーズの第三作として、一昨年に早川書房より発行されていたのですが、前二作に比べて非常に難解というか頭を使う展開となっています、このシリーズは人間及び、戦闘機械知性体と呼ばれるようになった雪風達コンピュータ郡が、ジャムと呼ばれる未知の存在と生存を賭けた闘争を繰り広げるストーリーで、などと簡単に説明できなくなってきており、このアンブロークンアローという作品がSF作品としてではなく、人間が世界を認識するために、また、自己を確立する上で何が必要なのか?といった非常に哲学的な要素を含んだ作品となっております。

本書では自分の見ている世界、と他者に見えている世界が同じものなのか?と言った私自身が昔から感じる

「青という色は他人が見ても自分が見ている青と同じなのか?本当は赤く見えているのに、彼にとってはそれが青という色だからたまたま意味が通じているだけでは?」

「彼女はとても美しいのに、友達に聞くと皆そうでもないと言っている、俺が見ている彼女と、友達の見ている彼女は同じなのか?」

等といった非常に難しいテーマについて触れられた興味の尽きない作品になっています、また、作中で桂城少尉の言う「言葉さえ存在すればそこに自己が発生する」
という言葉の中に「我思うゆえに我有り」といった哲学上の観念が語られているわけですが、雪風やジャム、そしって人間というそれぞれが違った感覚を持って存在している世界で何が絶対的なものといえるのか?という考えれば考えるほどに答えが遠のいていく禅問答のような展開が続いているのですが、それでも、地球の未来、ジャムの存在についてなど、眼を離すことの出来ないストーリーとして成立しているところなど、やはりSFの名作シリーズの最新作といえる内容になっています。



アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風
(2009/07)
神林 長平

商品詳細を見る
スポンサーサイト
[ 2011/01/10 21:57 ] 小説 SF小説 | TB(0) | CM(0)

SF グッドラック戦闘妖精雪風

グッドラック戦闘妖精雪風


こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのは神林長平グッドラック―戦闘妖精・雪風です。

昨日紹介した戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)の続編となる本作ですが、人類と敵対する「ジャム」と主人公、深井零が接触し、さらに雪風を含めた特殊戦の戦闘コンピュータ群が「ジャム」とすでに交信していたことが判明するなど、「ジャム」の謎にわずかながら近づいていくと共に、戦闘コンピュータ群が今後「のジャム」との闘争において人類が必要か?など、本来、人類に使われるべく誕生したはずのコンピュータと人類の関係性が描かれた、やはり30年早い作品です。

特に深井零と戦闘機である「雪風」が人間用の心理解析ツールであるMAcPro2を仲介して人語での意思疎通を図るシーン
などは自らの意思を持ったコンピュータという存在を強烈に感じさせるシーンです、前作に続いてSFファン必読の一冊です。


グッドラック―戦闘妖精・雪風グッドラック―戦闘妖精・雪風
(1999/05)
神林 長平

商品詳細を見る
主人公、深井零中尉と雪風のとの対話、人類と対峙する異星体ジャムと特殊戦・戦略コンピュータの交信、人間はコンピュータに必要とされるのか?

[ 2010/12/16 23:25 ] 小説 SF小説 | TB(0) | CM(0)

SF 戦闘妖精雪風〈改〉

雪風

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのは神林長平戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)です。

この作品って今から31年前の1979年から「SFマガジン」で連載されていた作品なんですね、正直、31年前に連載されていた当時のリアルタイムな反響を知らないことが悔しいです。

31年前というと今と違って一人一台どころか一家に一台のパソコンすら珍しくて、データの保存なんてフロッピーディスクすら怪しい時代ですよ、途方も無いくらいアナログで、CDだってビデオデッキだって何にもない、ファミコンだって売ってない、オラこんなのは嫌だ~くらいに本当にしつこいくらいのアナログですよ。

まあ、当時にしたって軍用機、しかも戦闘機の部類なんて最先端のハイテクの固まりな訳ですが、それにしても当時の最新鋭のF15戦闘機の初号機が完成したのが1972年で、自衛隊に配備されたのが1980年なので、そんな時代に電子戦だとか無人機ですか、ちょっと早すぎませんか?当時の皆さんどれくらいの情報をもって生きてたんですか、ネットも2chも無いんですよ。

また、この作品はいろいろとネーミングがいいんですよ、「雪風」という機体の名前も美しいのに、しかも、ジェイムズ・ブッカー少佐の筆によって漢字で書かれたとか、あげればきりが無いくらい格好良い作品です。


戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)
(2002/04)
神林 長平

商品詳細を見る
戦闘機の名前、スーパーシルフ?レイフ?がいちいち格好良過ぎです。


[ 2010/12/15 22:18 ] 小説 SF小説 | TB(0) | CM(1)
カレンダー
05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

ノエル・ギャラード

Author:ノエル・ギャラード
197X年生まれ

全記事表示リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
小説・文学
2049位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
SF
24位
アクセスランキングを見る>>
カウンター


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。