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ノエル曹長のお勧めこの一冊☆ベストセラーから掘り出し物まで☆ TOP  >  専門書

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クルマはかくして作られる

クルマはかくして作られる

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのは福野礼一郎、クルマはかくして作られる(別冊CG)です。

本書は、自動車評論家である、福野礼一郎氏が「CAR GRAPHIC」誌上で1998年10月号~2000年10月号にかけて連載した「福野礼一郎のモノ作りの現場 クルマはかくして作られる」を一冊にまとめ二玄社によって発行された、メカフェチ・自動車フェチにはたまらない一冊となっています。

本書の中ではセンチュリーを生産する関東自動車工業株式会社に始まり、様々な自動車部品メーカーを訪問、徹底取材し、我々のような一般人が目にする機会のあまり無い自動車部品、及び、自動車の生産の現場を伝えてくれるのですが、そこはさすが福野礼一郎、というように自動車そのものと、その生産に携わる日本の自動車産業に対して、非常に細かく、鋭く捉えていますので、読み終えたあとは自分がいっぱしの自動車産業オタクになってしまったかのような充実感を得ることができます。

特に私が興味深く読んだのは「製鉄所」の頁ですが、新日本製鐵株式会社の名古屋製鐵所を取材した、著者の言葉を借りると
「クルマが真に必要としているのは偽りの甘い囁きなんかより強度と延性と靭性と硬度、最適引張り強度と最適弾性係数だ。必要なのは鉄である。もちろんクルマは昔から鉄で作られてきたが、物理の道理は今後も安く強くしなやかで高性能な機械構造体とは鉄で作られていなければならないと明確に諭している」
そうなのですが、本書が発行された2000年から10年が過ぎ、自動車のボディにはアウディの得意とするアルミスペースフレーム構造や、マクラーレンから発売されるMP-4 12CのようにCFRP(カーボンファイバー)を用いてモノコックを作成していくといった新技術がどんどん進出しているのも事実です。

まあ、それらの新素材、新技術が大衆車の世界におりてくるのは何世代もあとの話だと思いますし、なんと言っても鉄は産業のコメと言われるほどの工業国の命でありながら、日本にいると素晴らしい鉄が当たり前に使われているので感謝の気持ちを忘れてしまいそうですが、いまだに世界の最先端をひた走る日本の製鐵技術を生み出した先人の努力と、その結果生れてくる高品質な鉄によって支えられている日本の工業製品にもっと誇りを持っていきたいものです。


クルマはかくして作られる―いかにして自動車の部品は設計され生産されているのか (別冊CG)クルマはかくして作られる―いかにして自動車の部品は設計され生産されているのか (別冊CG)
(2001/04)
福野 礼一郎

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[ 2011/02/28 19:35 ] 一般書籍 専門書 | TB(1) | CM(0)

類語大辞典

類語大辞典

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのは講談社発行、類語大辞典 大活字版です。

本書は2002年に講談社によって発行された、ある一つの言葉と、それに似た意味を持った他の言葉の検索を容易にするための「類語辞典」と語句の一つ一つの意味を詳細に説明した「国語辞典」のもつ性質を併せ持たせ、新たな日本語辞典のスタンダードを生み出すべく、現代の日本語を、「意味」によって100のカテゴリーに分類し、さらに詳細な小分類を網羅した、文章を書く上で非常に力強い助けとなる一冊となっています。

私もこういった書評ブログを書くにあたって、少しでも自分の言葉で伝えたいと思う反面、自分のボキャブラリーの貧しさのあまり、適切な表現が出来ているか?と心配になることもあるのですが、「どうもこの表現は違うな?」などと感じたときなどは、いよいよ本書の出番となる訳です。

例えば、「つくる」といった意味の言葉を使う場合に、つくる以外にもっとふさわしい言葉がありそうだな、と感じたら、分類68のつくる、できるの欄を見てみると、作る、拵える、仕立てる・・・と様々な言葉の中から、そのシーンにふさわしい言葉を見つけることができます。
単なる類語辞典と違う点は、それらの似た意味を持つ言葉の意味が一つ一つ詳細に解説されていますので、「ちょっとかっこいい言葉を使ってみるか」と調子に乗ってみたものの、用法が間違っていて恥をかく、という可能性を減らすことができる点です。

これなら、仕事のメールなどで、先方に対して恥ずかしいメールを送ってしまうこともありませんし、また、可愛いあの子に送るメールでも、「愛しい君はキュートでプリティーな可憐な一輪のバラの花、そんな君に僕はぞっこんでめろめろ」なんて怪しいメールも作れますね。

まあ、使い方はお任せしますが、ボキャブラリーを豊かにしたいと思っている方にはお勧めの一冊です。

類語大辞典 大活字版類語大辞典 大活字版
(2004/02/11)
不明

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似た意味を持った違う言葉を捜すのに大変便利です。





[ 2011/02/21 23:47 ] 一般書籍 専門書 | TB(0) | CM(0)

着物と日本の色

着物と日本の色

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのは弓岡 勝美著、着物と日本の色です。

本書は2005年にピエ・ブックスより発行された、「日本特集の色」を着物や帯によって表現さてや色によって分類する「色見本」的な一冊です。

私は男ですので、着物を着る機会があるわけではないのですが、やはり成人式や、結婚式などで女性が着物を着ているのを見かけると「美しい」と感じてしまいます。もちろん着ている女性自身の美しさもあるのでしょうが、着物というのは、その着物を構成している反物そのものが非常に手がかけられた工芸品であり、その製造工程は非常に多くの職人による伝統の技法によって繋がっていますので、一時的な流行とは無縁の美しさを感じるのでしょう。

とくに、着物の色となると、単に「赤」や「青」と呼んでもよいものか分からないほどの多彩な色があり、その色を何と呼んだらよいのか?ということが本書を読むことで、そんな色の呼び方もあるんだなぁ、と感心してしまいます。

特に表紙の着物のような、赤色についての説明を引用します。

太陽によって一日が明ける(アケル)。そのアケルという言葉が「赤=アカ」になったとされる。太陽の恵みである「陽」、暗闇の中でも生活に光を与え安らぎをもたらす「火」、体の中を流れる生命の根源でもある「血」。これら赤色のものはすべて生きていくための根源をなすものである。そのために人間にとって赤色は神聖な色と言える。


とされる赤色だけでも、猩猩緋(しょうじょうひ)朱色(しゅいろ)緋色(ひいろ)真朱(しんしゅ)柿色(かきいろ)韓紅花(からくれない)蘇芳色(すおういろ)赤紅色(あかべにいろ)と本書で解説してある色だけで8種類も存在しており、それらの色の持っている意味合いや、どのような顔料、染料から作られる色なのかを見ているだけで、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

もともとは時代小説に出てくる着物の色のイメージをもっと直感的に感じたいと思って手に取ったのですが、着物の美しい色と柄を見ていると、自分の趣味である写真の撮影の際の色の組み合わせにも使えそうだな、と一冊持っていると非常に便利な色見本帳になるのではないでしょうか?着物が好きな方、そうではないけど、デザイン、特に色の組み合わせについて興味のある方は是非一度手にとって見てください。



着物と日本の色着物と日本の色
(2005/07/31)
弓岡 勝美

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[ 2011/02/21 22:20 ] 一般書籍 専門書 | TB(0) | CM(0)

図解 日本刀事典―刀・拵から刀工・名刀まで刀剣用語徹底網羅!!

日本刀事典

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのは図解 日本刀事典です。

本書は学研から発行されている歴史群像シリーズの編集部により編纂された日本刀にまつわる用語を詳細に解説した用語辞典となっており、単なる刀剣の解説書や図鑑と異なる点としては、索引による検索によって、日本刀に関する用語を検索することが出来るため、時代小説などで日本刀の描写が出てきたときによく分からない用語やイメージしづらい用語、また、刀匠の名前などが登場した際に本書が手元にあれば一発で満足のいく答えを見つけることが可能な優れものです。

そもそも日本刀の世界というのは非常に奥が深く、また間口も狭いために時代小説や歴史小説が好きな方であっても実物を手にすることはあまり無いのではないかと思います。

幸いにも私は父方の先祖が刀匠であったことや、叔父が収集している刀剣類を実際に手に取り、間近に見ることの出来る環境が身近にありました。

そのため、時代小説などを読んでいて、日本刀の重さについて語った場面や、その切れ味の描写などが登場したときなど「鉈の重さに剃刀の切れ味」といった日本刀の特徴をイメージすることが出来、その刀身の美しさや拵えの緻密さなどについても自分の目で確かめる事も出来ます。

しかし、いかんせん刀剣の用語となると、古刀や新刀、新々刀、さらには刀匠の名前や業物位列など、頭の中に収めておくにはあまりにも膨大な情報と様式ですので、こういった本が必要となるのもうなづけます。
また、日本刀に由来する慣用句など、日本刀好きにとっては刀剣について隅から隅まで解説している本書は必携の一冊と言えるでしょう。

ちなみに私が好きな日本刀は国宝の「大般若長光」です、長船派の長光により造られ、足利将軍-三好長慶-織田信長の手を経て徳川家へと贈られた鎌倉時代の名作ですが、当時600貫の高値がついたことにちなんで、大般若経600巻にかけて付けられたその名に恥じない非常に美しい刀ですね。




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(2006/12)
銀座長州屋

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[ 2011/02/18 23:01 ] 一般書籍 専門書 | TB(0) | CM(0)

NSX The 20h Anniversary NSX 20周年

NSX20周年

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのはCARTOP MOOK、NSX20周年。―The 20th Anniversaryです。

NSXと言えば1990年にホンダが販売を開始した市販車では世界初のオールアルミモノコックによるボディに、排気量3LのV6DOHC VTECエンジンをミッドシップに横置きに搭載したスーパーカーですが、本書はそのNSXの発売から20周年を記念して、2011年1月に交通タイムス社より発行された、NSXファン必携の一冊です。

NSXの発表当時のホンダと言えば、F1においてマクラーレンやウィリアムスなどの名門チームがこぞってホンダのエンジンを採用し、ホンダエンジンの搭載=F1での勝利、という方程式が成り立つほどに勢いがありましたので、そのホンダが総力を挙げて開発したこのNSXが発表されたときには、まあ、当時はオールアルミモノコックのボディや、V6DOHC VTECといった当時のホンダの技術的な凄みについてを考察することは出来ませんでしたが、国産スポーツカーのもう一つの頂点といえる日産スカイラインGT-Rとはまた違った、フェラーリのスタイリングに通じるような低く幅広いシルエットを持ったこの車に対して、単純にかっこいい!と子供ながらに感激したのを今もはっきりと覚えています。

本書のなかではそのNSXの開発に携わった関係者達による裏話や、黒沢元治、中嶋悟、土屋圭一、鈴木亜久里などの日本を代表する名ドライバー達によるNSXの解説など、非常に濃い内容の一冊となっています。

特にNSXの開発テストドライバーであった黒沢元治は市販車開発の聖地、ドイツのニュルブルクリンクにて、2002年にNSX-Rによって8分を切る当時のポルシェGT3のタイムを上回る、7:56:733というタイムを叩き出しており、その当時の状況についても本書で余すことなく語ってくれています。

NSXの登場によってフェラーリやポルシェが次々に世代交代し、世界を本気にさせたとまで言われた名車ですが、2005年の生産終了によって、現在のホンダはNSXもS2000も無く、「ミニバンメーカー」とまで言われる始末です。

レクサスLFAや日産GT-Rのように、ホンダにもホンダスピリッツの体現としてNSXの存在は欠くことのできないものだと思っていますが、ここへ来てNSX後継車の開発再開の噂も出始めています、景気の悪い話ばかりの日本ですが、世界に誇れるスーパーカーが再び登場するその日まで、本書でNSXの勇姿を眺めて待つとしましょうか。



NSX20周年。―The 20th Anniversary (CARTOP MOOK)NSX20周年。―The 20th Anniversary (CARTOP MOOK)
(2010/12/22)
不明

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NSX Time Atack in Nurburgring
ホンダNSX  CM



[ 2011/02/17 23:07 ] 一般書籍 専門書 | TB(0) | CM(0)

ねじのバイブル

頭のねじを締める方法

「よし!クソッタレ」
「はい曹長」

「貴様のクソな頭のねじを締めるための最高のバイブルを用意した」
「ありがとうございます曹長!」



ねじ締結概論ねじ締結概論
(2004/05)
酒井 智次

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人類最高の発明品!ねじの基本すべてがここに・・・
頭のねじを締める方法も載っているかも?



「では貴様にこの、ねじ締結概論を読んで明日の22:00までにレポートの提出を命じる!」
「・・・」

「返事がないぞ、どうしたクソッタレ!」
「はい曹長!・・・いいえ曹長!自分にはまだ、このような戦術書は高度すぎて手に負えません!」

「そうか、貴様のクソな頭のねじはとことん緩みきっているようだな」
「はい!曹長!」


[ 2010/12/09 00:08 ] 一般書籍 専門書 | TB(0) | CM(0)
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Author:ノエル・ギャラード
197X年生まれ

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