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ノエル曹長のお勧めこの一冊☆ベストセラーから掘り出し物まで☆ TOP  >  2010年12月

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ミリタリー ティーガー戦車隊〈下〉―第502重戦車大隊オットー・カリウス回顧録

ティーガー戦車隊下巻

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのはティーガー戦車隊―第502重戦車大隊オットー・カリウス回顧録〈下〉です。

昨夜紹介した上巻ではカリウスの応召からナルヴァ橋頭堡におけるシュトラハヴィッツ作戦までが舞台となっておりますが、この下巻ではシュトラハヴィッツ作戦以降~終戦までが舞台となっています、内容については本書を読んでもらうとして、本書の著者であるカリウス中尉を紹介したいと思いますが、彼の戦中の戦車撃破数は、驚愕の150輌、また、第502重戦車大隊所属のケルシャー曹長(永野護のFSSに登場したパイドパイパー騎士団のケルシャーのモデルでしょうか?)は100輌とあり、彼ら第502重戦車大隊は戦車撃破数をみると相当なエース部隊だったようです。

しかしこの独ソ戦においては1945年末までに、57,000輌以上が生産されたソビエト連邦のT-34戦車に象徴されるように、ソビエト連邦の物量作戦(ちなみに陸上自衛隊の90式戦車の生産数は1990~2009の10年間で約350輌)の前にはいかんともしがたく、しかし、彼ら第502重戦車大隊のような抵抗力が存在しなければ、ドイツは東西に分裂することなく全て共産圏になっていたかと思うと、カリウス中尉やケルシャー曹長の存在した意義を思うことが出来るのではないでしょうか?

現代のハイテク戦争とは違い、軍人達の創意工夫で戦果を挙げていった時代の話として、良い作品です。

ティーガー戦車隊―第502重戦車大隊オットー・カリウス回顧録〈下〉ティーガー戦車隊―第502重戦車大隊オットー・カリウス回顧録〈下〉
(1995/12)
オットー カリウス

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[ 2010/12/31 00:32 ] ミリタリー書籍 | TB(0) | CM(0)

ミリタリー ティーガー戦車隊〈上〉―第502重戦車大隊オットー・カリウス回顧録

ティーガー戦車隊

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのはティーガー戦車隊〈上〉―第502重戦車大隊オットー・カリウス回顧録です。

ミリタリー好き、特に戦車が好きで、タミヤのティーガー戦車のプラモデルを買おうかどうしようか?と悩んでいる人にはぴったりの本書ですが、第二次大戦においてロシア軍の猛攻にさらされる第502重戦車大隊の小隊長、オットー・カリウス自らの手による回顧録として、非常に緻密な記憶に基づいて書かれた良書と言えるでしょう。

今夜紹介する上巻はカリウスの応召からナルヴァ橋頭堡におけるシュトラハヴィッツ作戦までを書いた前半戦となっていますが、描写が異常に細かい、もちろん著者自身がドイツ国防軍の名誉のために筆をとったとの事なので、ナチスドイツの選民的な思想などとは切り離されて、ティーガー重戦車大隊の兵士達がいかにして物量に勝るロシア軍相手に奮戦したか?という内容になっている点は仕方ないのですが、何より、当時の戦場の地形や、敵・味方を含めた配置など、当時の戦場そのものを記憶しているのでは?といった見事なまでの戦場描写が圧巻の作品となっております、是非、上・下巻を一気に読んでみてほしいものです。

ティーガー戦車隊〈上〉―第502重戦車大隊オットー・カリウス回顧録ティーガー戦車隊〈上〉―第502重戦車大隊オットー・カリウス回顧録
(1995/03)
オットー カリウス

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[ 2010/12/29 02:34 ] ミリタリー書籍 | TB(0) | CM(0)

Nirvana COBAIN UNSEEN

COBAIN UNSEEN

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのはチャールズ・R・クロスCOBAIN UNSEEN カート・コバーン 知られざる素顔です。

ニルヴァーナといえば、まさに時代を変えた非常に重要なバンドであり、その中心にいたカート・コバーンも当時の音楽シーンに多大な影響を与えたミュージシャンの一人ですが、本書はまさにそのカート・コバーンの個人的な創造物を網羅しようとした、いわばカートの生きた記録ともいえる書籍となっています。

私が説明するまでも無く、Nirvanaというバンドはネヴァーマインドの発表によって一気に頂点へ上りつめ、カート・コバーンの自殺というショッキングな幕引きとなったバンドですが、カート・コバーンによる繊細なメロディと彼らの暴力的な音の生み出したとてつもないエネルギーは、彼らの長いとは言えない活動期間に反して、今も様々な方面で影響を及ぼしています。
[ 2010/12/27 23:55 ] 一般書籍 音楽 | TB(0) | CM(0)

SF スカイ・イクリプス

スカイ・イクリプス

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのは森博嗣スカイ・イクリプスです。

本作は森博嗣の描いたスカイ・クロラシリーズを補完する、「ジャイロスコープ」「ナイン・ライブス」「ワニング・ムーン」「スピッツ・ファイア」「ハート・ドレイン」「アース・ボーン」「ドール・グローリィ」「スカイ・アッシュ」という八つの短篇によって構成された短篇集となっています。

それぞれの中身は、スカイ・クロラシリーズを読んでから体験していただく事をお勧めしますが、特に「スカイ・アッシュ」はこれまでにシリーズを読み進めていくうちに僅かずつ溜まっていった澱のような何かを払拭してくれる読後感の非常に良い作品となっております。

しかし、さすがは森博嗣という一流の作家の手にかかると、たとえ、スカイ・クロラシリーズを読んでいなかったとしても、個々の短篇が持つ独特の切なさが読んだ方の胸に強く残る作品となっているのではないでしょうか?

シリーズを通して登場してきた「フーコ」は本作にも何篇か登場するのですが、この様に涼しげで儚げな女性を描くことの出来る森博嗣、かっこいいなぁ。
[ 2010/12/26 21:10 ] 小説 SF小説 | TB(0) | CM(0)

SF クレイドゥ・ザ・スカイ

クレイドゥ・ザ・スカイ

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのは森博嗣クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Skyです。

本作は本作はスカイ・クロラシリーズの五作目として、ある「キルドレ」の逃避行からパイロットへの復帰を描いてはいるが、これまでのシリーズの作品とは違い、主人公が「カンナミ」「クサナギ」「クリタ」というような明確な名前で呼ばれるのは、本作の最後になってからとなるため、一人称「僕」が誰であるのかを感じ取ろうとしながら読み進めていくため、本作はSFではなく、やはりミステリーとして分離すべき作品なのかもしれない。

そして、本作の印象もやはりこれまでのように、非常に薄い空気の中をゆっくり進んでいくといった感じであるわけだが、「僕」が誰であるかが語られた後も、この一言によって「僕」は本当にその語られた誰かなのか?と言う新しい謎を植えつけて終わってしまう、やはり単純にはいかない森博嗣節が発揮された作品となっています。

その一言とは・・・
[ 2010/12/26 00:07 ] 小説 SF小説 | TB(0) | CM(0)

SF フラッタ・リンツ・ライフ

フラッタ・リンツ・ライフ

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのは森博嗣フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Lifeです。

本作はスカイ・クロラシリーズの第四作として「クリタ」の一人称でストーリーが展開されていく、今まで登場したシリーズの主人公達「カンナミ」「クサナギ」と比べて彼は幾分か他者と交流する場面が多く描かれているが、特に「フーコ」との会話は何気ない中にも非常に繊細なバランスを感じる美しいシーンだと思う。

ベッドの上で、自分の上に乗ったフーコの重さを感じながら、
[ 2010/12/24 22:20 ] 小説 SF小説 | TB(0) | CM(0)

SF スカイ・クロラシリーズの装丁について

スカイ・クロラシリーズ

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

昨日まで第三作まで、紹介してきたスカイクロラシリーズですが、ちょうど半分ということでこのシリーズについて内容とは少し離れた感想を書いてみます。

このシリーズはミステリー作家としての森博嗣から入った方にとっては、森博嗣らしさは十分に感じさせるものでありながらも少し色の違う作品と言えるのではないかと思いますが、私自身、このシリーズをSFというジャンルに分類してよいものなのか非常に悩むところであったのですが、SF=サイエンスフィクションとするならば、「キルドレ」という特異な存在をもって、SFという便宜上の分類をしても良いだろうと、分類したわけですが、正直、そのような分類は実はどうでもよく、皆さんにも是非、このシリーズの独特な空気や、詩的な空中戦の描写を味わっていただきたいと思います。

これまでに紹介しているシリーズの画像を見ていただいても伝わるかと思いますが、中公文庫から出ているこのシリーズの文庫版は非常にシンプルな装丁となっており、机の上に置きっ放しでも絵になる本だと思います。

しかし、なんと言っても、単行本の装丁の素晴らしさのあまり、本棚の賑やかしとして、文庫版を持っていながらも、つい単行本も購入してしまうという、非常に罪深いシリーズとなっております。

読書が好き、という部分のほかに、物としての「本」自体も好きなあなたは是非、この装丁の素晴らしさを感じてみてください。

[ 2010/12/22 22:20 ] 小説 SF小説 | TB(0) | CM(0)

SF ダウン・ツ・ヘブン

ダウン・ツ・ヘブン

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのは森博嗣ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heavenです。

本作はスカイ・クロラシリーズの三作目にあたり、「クサナギ」と「ティーチャ」の別れと、意外というべきかこれが必然の形なのかといった再会が描かれるのですが、前作で「ある体験」をした「クサナギ」は本作では今までに比べて感情を前面に出すような描写がみられるわけですが、このシリーズについての書評は本当に難しく、読み進めていくうちに溜まっていく疑問や、シリーズの乾いた空気をどう表現したらよいのか、一つ言えるのはシリーズを全て読み終えてしまったとしても、余韻がずっと残る作品です。
[ 2010/12/21 23:09 ] 小説 SF小説 | TB(0) | CM(0)

SF ナ・バ・テア

ナ・バ・テア

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのは森博嗣ナ・バ・テアです。

本作はスカイ・クロラシリーズの第二作となり、シリーズの時系列的には最も古い作品として「ティーチャ」と「クサナギ」の出会いが描かれています。

本作でのクサナギの一人称が「僕」であるために、「クサナギ」が彼なのか彼女なのか、またシリーズにおいて、今、一人称で話しているのは誰なのか?
そういった疑問や混乱、は本シリーズを読み進めるうえで何度も出てくるかも知れませんが、ブーメランというコードネームについて覚えておくと、本作以降も読み進めるうえでの手がかりとなるのではないでしょうか。

本作での「ティーチャ」はシリーズを通しては数少ない大人の男のパイロットとして空に上がり、凄腕のパイロットとして恐れられ、憧れの対象として描かれていくのですが、このナ・バ・テアにおいては、「クサナギ」の尊敬する味方として、そして・・・

と後はとにかく読んでください、となってしまうのですが、なぜ「ティーチャ」が後に「クサナギ」の側から去っていったのかは、本作の中での、このやり取りからほんの少しだけ感じ取ることができると思うのは、勘違いでしょうか?
[ 2010/12/20 22:22 ] 小説 SF小説 | TB(0) | CM(0)

SF スカイ・クロラ

スカイ•クロラ

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのは森博嗣スカイ・クロラです。

本作はスカイ・クロラシリーズの第一作目にして、時系列でいえば最後になる作品ですが、押井守監督によってアニメ映画となったことで一気に知名度が上がったのではないでしょうか?

実際、「森博嗣の他の作品は知らないが、スカイ・クロラは知っている」という人も何人もいるのですが、やはり、押井守監督が映像化するというのは、私にとってもかなりのインパクトでした。

まあ、そちらの評価は、他の人にお任せするとして、本作に登場する、パイロット達は皆、歳を取ることのない子供「キルドレ」として、平和の維持のために一般人にとってはエンターテイメントとなった戦争企業によって運営されている戦争を、レシプロ戦闘機を操り、空で散っていくという悲しく、儚い存在として書かれています。

彼らの言動は、森博嗣の独特の文体もあって、淡々、という印象を受けるのですが、そこは森博嗣の表現の繊細さによって、カンナミ・ユーヒチには「カンナミ・ユーヒチ」の、「土岐野」には「土岐野」の彼ららしさ、草薙水素には「草薙水素」の美しいけれど悲しい顔が、はっきりと書き分けられている辺り、森博嗣という作家の本領が発揮されている作品だと言えるのではないでしょうか。
[ 2010/12/19 18:09 ] 小説 SF小説 | TB(0) | CM(0)
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Author:ノエル・ギャラード
197X年生まれ

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