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SF 地球戦線(3) ポリスーン・ウォー

地球戦線3

こんばんは、ノエル・ギャラードです。

今夜紹介するのは地球戦線〈3〉―ポスリーン・ウォー〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)です。

本作はジョン・リンゴーのミリタリーSF小説、「ポスリーン・ウォーシリーズ」の第二部、第三作目として早川書房より発行されたものです。

まず、この巻では地球を舞台としたポリースン軍、と地球人の戦闘が激化する様子が描かれているのですが、主人公であるマイケル・オニールの率いるコンバット・スーツ部隊は戦場に到着しておらず、また何者かの妨害工作によって、米軍の通信網を初めとして様々な混乱が起きており、戦略、戦術の実行が困難な状況で地球人にとっては非常に不利な状況で戦闘が始っているために、大変にスリリングな展開となっております。

また、コンバット・スーツ部隊は戦場となる首都ワシントンに向かって移動中であるものの、部隊の規模を考えるととても全ての戦域に配備できるようなものではありません。バージニア州での戦闘は主に通常兵器を改良した米軍主導の戦術で迎え撃つことになるのですが、現在の米軍の装備は基本的に地球人を想定して作られていますので、どのように異星人を相手にしていくのか?といった点で、「スタートレック」や「宇宙の戦士」のように技術の十分に進歩した「未来の地球」では無く、「現代の地球」が舞台となっている醍醐味の味わえる内容となっています。

特に、バージニア州での戦闘は工兵部隊や迫撃砲部隊の活躍がクローズアップされているために、現実の戦争のシーンの中に異星人が襲来したらこんな感じだろうか?と想像力を働かせながら読んでことになるのですが、その辺りには著者の従軍経験が活かされているのだろうと思われるリアリティのある(私は従軍経験がないのであくまでリアルっぽく感じているに過ぎないのですが)場面が随所に出ていますので、ミリタリー小説好きにもお勧めです。

ただ、表紙は、バージニア州の高校生トム・サンデー・ジュニアとウェンディだと思いますが、2巻の内容では確かトム・サンデー・ジュニアってコンピューターオタクぽく描写されていたような気がしますが、ちょっとイケメンすぎると思うのは気のせいでしょうか?

次の巻で、「ポスリーン・ウォーシリーズ」の第二部は最終巻となるのですが、圧倒的な数で押し寄せるポリースン軍をどうやって食い止めるのか?非常に楽しみです。

地球戦線〈3〉―ポスリーン・ウォー〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)地球戦線〈3〉―ポスリーン・ウォー〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)
(2010/12)
ジョン リンゴー

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[ 2011/01/28 23:43 ] 小説 SF小説 | TB(0) | CM(0)
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